こんにちは。暑いですね。まあまあ元気にやってます。
福亭(福千)とは
某大学近辺に存在する、いわゆる大陸系中華料理店の一つである。
特徴としては
・力強く、かつ万人受けする味付けの料理
・こだわりは無くともそこそこ充実した酒
・宴会も可能なキャパシティ
・温もりのあるおねえさんの応対(夜は必ずおやすみなさいと言ってくれる)
・呼び出しボタンを押すと放たれる分からない中国語
・謎に繰り返される改名(陽岱鋼みたい)
しかしそれらを上回る特徴として
・圧倒的な量と油で構成される腹への満足感
が存在する。
それが最大限に現れるのが油淋鶏定食(950円)。なぜかモモ肉が2枚もエントリーしている。
これに合わせてラーメン、サラダ、デザート等がセットとなる。このエネルギーは何時間踊り続ければ消費できるのだろうか。
また、コメのおかわりも一回無料である(一杯目より遥かに多い量が盛られる)
さて、このようにして某大生(と近隣住民)の腹を満たし続けた福千(福亭)であるが、2020年になって環状線に支店が誕生した。さらに調べてみると、計4店舗あることが発覚。そのちまちました違いを把握するため、全店制覇を決行した。
エントリーされた福千の皆さん
環状線福千
とりあえず前述の通り一番新しい環状線福千から。正式には大福店と呼ばれるらしい。新店舗らしく内装も外装もピカピカ。壱正の近くにあるよ。
まさかの掘りごたつ福千出現である。座敷に上がった際の膝腰負担がないため、安心して長時間福千をお楽しみいただけます。
独自メニューの台湾油淋鶏定食である。少し甘めに仕上がっているのと唐辛子が載ってるのが特徴かな。ラーメンはミニではなく通常サイズのラーメンとなっている安心仕様。
そして豆腐が定食に添えられるのは環状線福千のみ。健康重視福千である。このようにして店の特色は作られていくのだろう。
ごちそうさまでした。
長良福千
長良北町のあたりにある。ピアゴに近いかなと思ってみてみたらそこまで近くなかった
なんといつからか福亭で廃止されてたピーナッツ君と再会。久々に食べるとうまい。
干し豆腐炒め定食を注文。ここだけだと思ってたらしれっと福亭に逆輸入されていた
唐揚げが少しでかめなのと漬物が添えられるのが特徴。和を取り入れる姿勢が見られる(謎)
そしてミニラーメンの麺は幅広目の福亭麺。さっぱり目のスープと絡まるかはよく分かりません
謎の漫画も多数取り揃えられていて地域に根差した福千だと感じました。ごちそうさまでした。
穂積福千
知らぬ間に福千は岐阜市を飛び出していた。
となり町でも親しまれる福千の味を求め、人は穂積へ向かった(まぜそばの名店Sを横目に見ながら通過するのがつらかった)
珍しく昼の来訪となったが、この店は他店と比べランチが非常に充実している。700円でこれだけメニューが選べるから恐ろしい。
ここは50円課金してスープをラーメンにアップグレードしよう。
50円とは思えない量のラーメンである。麺は通常麺。そして回鍋肉。よいですね。
非常に環状線福千に似たDNAを感じる。ここらへんは出店の順序にも関係ありそう。
また、ここの福千の特徴として、夏の冷麺に力が入っているといった点が挙げられる。
冷麺から冷やし坦々うどんまで多くの種類を取り揃えているが、それとセットになるのは炒飯や天津飯である。熱いのか寒いのかわからんね。
噂によると油淋茄子といったメニューが存在するらしいが確認できず。
裏メニューなのか・・・? ごちそうさまでした。
福亭(折立福千)
そして帰ってきたお馴染みの福亭。最寄りバス停は繰船橋。
しれっとコロナ禍の休業期間中に改装をキメており、より快適な環境が提供されるようになった。
ちなみに唯一の税込み福千である。明朗会計がうれしい。
レバニラ定食。ご飯一杯おかわり無料は穂積とここだけ。そして豚骨台湾ラーメンとかいう謎ラーメンは長良とここだけである。傾向が分かってきた。
特に今年あたりから、更にボリューム増加の傾向が見えている気がする。580円のネギチャーシュー丼でもなかなかの量が出てきていた。
今日もお腹いっぱいです。ごちそうさまでした。
福千を制覇してみた感想・まとめ
傾向をまとめるとこのようになる。
福千のDNAが根底に流れている中で、それぞれに特徴があることが分かる。
また、店の雰囲気として、長良は折立とリンクしており、また環状線は穂積の影響が強いなと感じた。↓のブログを確認すると折立が1号店、長良が2号店であると分かる。その後穂積、環状線と開店していったと考えられる。
blog.goo.ne.jpそれぞれがその土地に合わせた結果、各店のアイデンティティが生まれていったのだろう。
まあ、味は大体一緒なので、近くの店に行けばいいと思います。
<追伸>
ここにある謎鍋食ってみたい